ゴールデンステイト・ウォリアーズとワシントン・ウィザーズの間で、トレードが合意に達したようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者や『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者らの情報によると、各チームが獲得する選手・ドラフト指名権のは以下の通り。 ■ウォリアーズ獲得 クリス・ポール ■ウィザーズ獲得 ジョーダン・プール ライアン・ロリンズ 2027年2巡目指名権 2030年1巡目指名権(プロテクトあり) プールは2019年のNBAドラフト1巡目全体28位でウォリアーズに指名され、NBA入りを果たした。2022-23シーズンは82試合にフル出場し、自己最高の平均20.4点、2.7リバウンド、4.5アシストを記録。しかしポストシーズンでは調子を落とし、平均10.3点、FG成功率34.1%に落ち込んでいた。なお、プールは来季から4年1億2800万ドルの大型契約が始まる。 ポールは先日、ブラッドリー・ビールらが絡むトレードでフェニックス・サンズからウィザーズへ移籍していた。これまでキャリアを通して先発出場してきたポールだが、ウォリアーズではステフィン・カリーの控えという新たな役割を担うことになりそうだ。無論、今季も平均13.9点、8.9アシストを記録しているように、今なお一線級の力を有している。19シーズン目を迎えようとしている38歳の大ベテランは、新天地で悲願の優勝を成し遂げられるか。