ゴールデンステイト・ウォリアーズが、間近に迫ったNBAドラフト2023で上位指名権を得るために、ジョナサン・クミンガをトレードに出す可能性があるという。『ESPN』のジョナサン・ジボニー記者は、「情報筋によると、ウォリアーズはクミンガのような若い有望選手と引き換えに、高いドラフトピックを獲得するオプションも検討している」とレポートしている。 ウォリアーズが今年のドラフトで持つ最高位の指名権は1巡目全体19位。一方で、ポートランド・トレイルブレイザーズ(3位)、ヒューストン・ロケッツ(4位)、デトロイト・ピストンズ(5位)、ダラス・マーベリックス(10位)がトレードに応じることを検討していると、『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者は報じている。 クミンガは、2021年のドラフト全体7位でウォリアーズに指名された。2年目の今季は平均20.8分で9.9点、3.4リバウンド、1.9アシストを記録するも、プレイオフでは平均6.1分と出番が激減。来季の出番が確約されない場合はトレードを要求すると報じられたこともあった。 将来性の高い20歳のクミンガを出すとなれば相当の対価が求められるが、ウォリアーズのフロントはどのような決断を下すのだろうか。