日本時間6月2日(現地1日)、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)はニック・ナースHC(ヘッドコーチ)との契約を発表した。ナースHCは球団史上26人目のHCとなったナースは、2018年から今季までトロント・ラプターズを指揮。就任1年目にチームを頂点に導いた、リーグ史上9人目の人物でもある。 記者会見でナースHCは、「この素晴らしいファンベースのために役割を果たすことを楽しみにしている」と意気込みを語った。 シクサーズのマネージングパートナーを務めるジョシュ・ハリスは、「彼は賢く、革新的で、決断力も備えるコーチで、そうした点が本当に際立っていた」と、ナースHCを選んだ理由を明かしている。 ナースHCは、オフにトレードが噂されるジェームズ・ハーデンについて問われると、ハーデンの目標はどんな試合にも勝つことに違いないと前置きした上で、「もしそうなら、彼はここに残って我々とともにプレイすべきだ。なぜなら、その可能性があると思うからだ」と語った。