右ふくらはぎの肉離れにより戦線離脱中のゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラントは、少なくともカンファレンス・ファイナルの第2戦までは欠場することになりそうだ。 現地5月14日、ESPNのラモーナ・シェルバーン記者が「ケビン・デュラントはウェスタン・カンファレンス・ファイナルの第1戦を欠場するようだ。彼は今週木曜日に再検査を受けることになっているため、おそらく第2戦も欠場することになるだろう」とツイートした。 当初、デュラントの怪我はアキレス腱の断裂かと思われたが、幸いにもそこまでの重傷ではなかった。しかしながら、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)はデュラントの復帰時期について慎重な姿勢を見せている。 「彼はまだコートに戻っていないんだ。肉離れというのは、どれぐらいで完治できるか予想しづらい怪我だからね。彼はまだ痛みを感じているから、リハビリには時間がかかるだろうね。木曜日の再検査で、彼の怪我に関する最新情報が得られるはずだ」 先週木曜日のMRI検査で、ウォリアーズはデュラントの怪我を「右ふくらはぎの肉離れ」と断定した。その翌日の金曜日にウォリアーズはヒューストン・ロケッツを敵地で下してカンファレンス・ファイナルへの切符を手にしたが、その試合の遠征にデュラントは帯同していなかった。 ウォリアーズが抱える怪我人に関して、明るいニュースも入ってきている。New York Timesのマーク・スタイン記者によると、同4月15日に大腿四頭筋を断裂して戦線離脱中のデマーカス・カズンズが、カンファレンス・ファイナルの期間中に復帰する可能性があるというのだ。 だが、カズンズの復帰に関しても、カーHCは慎重なコメントをしている。 「彼も依然としてコート上で全く練習できていないので、復帰にはまだまだ時間がかかるだろう。来週また様子を見て、その時に怪我の状態が良くなっていることを願っているよ。だが現時点では、我々はデュラントとカズンズを欠いたままカンファレンス・ファイナルに臨むことになるだろう。我々は、彼らの怪我の状態を毎週確認する予定だ。とにかく、コート上で練習するまでは、彼らが試合に復帰することは有り得ない。彼らはすぐに復帰できる状態ではないんだ」 カズンズは、ロサンゼルス・クリッパーズとのプレイオフ・ファーストラウンド第2戦の試合中に左大腿四頭筋を断裂し、以降の試合を全休している。今シーズン、カズンズはレギュラーシーズンの30試合で1試合平均25.7分間プレーし、平均16.3得点、8.2リバウンド、3.6アシスト、1.5ブロックを記録している。