ロサンゼルス・レイカーズはプレイオフ・カンファレンス決勝でデンバー・ナゲッツに敗れ、2022-23シーズンが終了した。キャリア20年目を終えたレブロン・ジェームズが試合後の会見で、「考えることがたくさんある」とコメント。さらに『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者が会見後に行ったインタビューで「考えることとは何か?」と質問し、それに対して「今後もプレイしたいかどうかだ」と引退の可能性を示唆したことが判明したが、レイカーズのフロントはジェームズに熟考の時間を与えたいと考えているようだ。 試合翌日に行なわれた今季終了のインタビューで、レイカーズのロブ・ペリンカGM(ゼネラルマネージャー)は、「レブロンはこれまでプレイした誰よりもバスケットボールに貢献してきたんだ。今後どうするか決定するため十分な時間を与えられるのは当然だ。もちろん、我々の希望は彼のキャリアが続くことではある」とコメントしている。 アップダウンの激しいシーズンを指揮したダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)は、「初めてヘッドコーチとなった今季、一貫して支えてくれた」とジェームズに感謝を示しつつ、「レブロンには彼がやりたいようにする権利がある」とジェームズを支持する意思を示した。 なお、ペリンカGMは「我々はチームのコアとなる若手たちを繋ぎとめたいということは、はっきり言っておきたい」とコメント。今季終了後に制限付きFA(フリーエージェント)となるオースティン・リーブスや八村塁の引き留めについて前向きであることを明かしている。プレイオフでリーブスは平均16.9点、4.6アシスト、4.4リバウンド、八村は平均12.2点、3.6リバウンドを記録した。