次期ヘッドコーチを探しているロサンゼルス・レイカーズとタロン・ルー氏との交渉が破談に終わったようだと、ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者がリポートしている。 「情報筋によると、レイカーズとルー氏との交渉は破談したようだ。両者の交渉はアシスタントコーチの人事に関する話にまで進んでいたと、情報筋は話している。レイカーズ側は、ミルウォーキー・バックスのヘッドコーチ時代に若手選手の育成で手腕を発揮したジェイソン・キッド氏をアシスタントコーチに迎えたいと考えていたようだ」 Los Angeles Timesのタニア・ギャンガリー記者とブラッド・ターナー記者によると、レイカーズがルー氏を次期ヘッドコーチにしたいと熱望していたのは間違いないようだ。レイカーズは、ルーク・ウォルトン前HC(ヘッドコーチ)が在任中の2018-19シーズンの間から、既にルー氏に目を付けていたと言われている。ルー氏とレイカーズは、現地4月24日と25日にも直接面談をしていた。 2015-16シーズンの途中にクリーブランド・キャバリアーズのヘッドコーチに昇格したルー氏は、レブロン・ジェームズと共にチームを2016年のNBA優勝に導き、続く2017年と2018年もNBAファイナルに進出している。しかし、ジェームズがチームを去って1年目となる今シーズン、キャバリアーズが開幕から0勝6敗と苦しんだことを受け、ルー氏は2018年10月にヘッドコーチを電撃解雇されていた。