ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは、契約延長の交渉が合意に至らず、チームにトレードを要求したという。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えた。 昨夏に3690万ドル(約48億4000万円)のプレイヤーオプションを行使してネッツに残留したアービングは、今季ここまで40試合に出場してリーグ11位の平均27.1得点、5.1リバウンド、5.3アシストを記録。一方で、チームはケビン・デュラントが右膝の靭帯捻挫で離脱後は11試合で7敗と失速している。 今シーズン終了に無制限FA(フリーエージェント)となるなか、4年で最大1億9850万ドル(約260億円)の契約延長を要求していたが、ネッツとの交渉が破談に終わり、トレードを要求したという。 ウォジナロウスキー記者によれば、トレード候補はロサンゼルス・レイカーズ、ダラス・マーベリックス・フェニックス・サンズなど。トレードされた場合、アービングは6月30日までに2年総額7860万ドル(約103億円)の契約延長を結ぶ権利がある。 アービングのトレード要求報道を受けて、レイカーズのフランチャイズOBで殿堂入り選手のマジック・ジョンソンは、「個人的にはパープル&ゴールド(レイカーズ)のカイリーが見たい」とツイート。クリーブランド・キャバリアーズ時代の同僚だったレブロン・ジェームズ(レイカーズ)もツイッター上で目と王冠の絵文字で反応すると、カイル・クーズマ(ワシントン・ウィザーズ)は「タンパ(タンパリング)だ!!」と冗談交じりに反応していた。 果たして、日本時間2月10日(現地9日)までにアービングのトレードは成立するのだろうか。