日本時間1月31日(現地30日)、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチがデトロイト・ピストンズ戦で53点をマークした。試合は111-105でマーベリックスが勝利している。 足首の負傷で前の試合を欠場していたドンチッチだったが、この日は思いのままに得点を奪って見せた。50点超えは今季だけで4度目。通算でも5度目で、『ESPN Stats & Info』によれば過去50年において、プロ入りから最初の5シーズンでの回数としてはマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)の17試合に次ぎ、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と並ぶ歴代2位だという。 今季全体でも19度目の50点超えで、まだ1/3以上のレギュラーシーズン戦を残しながら早くも昨季の達成回数に並んだという。前日もミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが50点をマークしていた。 なお、この日ドンチッチはFG(フィールドゴール)を24本しか打っていなかった。FGは17/24(70.8%)、3ポイントは5/11(45.5%)、フリースローは14/18(77.8%)という成功率である。さらに最終盤ではチームが挙げた10点のうち8点を奪うなど、局面でのフィニッシュ力も見せつけた。 試合終盤にはピストンズのアシスタントコーチとトラッシュトークする場面も見られたが、それも闘争心の強さゆえ。ピストンズのドウェイン・ケイシーHC(ヘッドコーチ)も、「試合とはそういうものさ。戦っているんだ」とドンチッチを擁護している。 久々の連勝を狙うマーベリックスは2月3日(同2日)にホームでニューオーリンズ・ペリカンズと対戦する。