NBAレフェリー協会がレイカーズ対セルティックス戦の第4クォーター最終プレイでの誤審を認める

NBAレフェリー協会は、日本時間1月29日(現地28日)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズ対ボストン・セルティックス戦で誤審があったことを認めた。同点で迎えた第4クォーターの最終プレイ、レイカーズのレブロン・ジェームズがペイントへアタックしレイアップを放った際、セルティックスのジェイソン・テイタムがジェームズのシューティングハンドを叩いた。しかしファウルコールは鳴らず。その後試合は延長戦に突入し、セルティックスが125-121で勝利している。もしジェームズのファウルが認められていれば、勝敗は変わっていた可能性があった。 協会はTwitterで「誰もがそうあるように、レフェリーも間違いを犯します。昨夜の試合の最後にミスジャッジがあり、私たちも胸が張り裂けそうな思いです。このプレイは私たちにとって非常に重いもので、最高のレフェリーとなるために眠れない夜を過ごすことになりそうです」とコメントしている。 試合後、レイカーズのアンソニー・デイビスは「正直、今夜はレフェリーにやられた。容認できない」とコメント。ジェームズも「この1年で最もいい試合のひとつだった。誰かのジャッジによって試合が左右されるなんてバカバカしい」と不満を隠さなかった。 ジェームズはファウル後に手を叩かれたことをアピールしたもののジャッジは覆らず。その後レイカーズのパトリック・べバリーはカメラを持ってレフェリーにアピールしたが、テクニカルファウルをコールされてしまった。 レイカーズはミスジャッジと疑われる状況に追いやられるケースが、直近の数週間で4度あった。ジェームズも「他の誰にも起きていないと思う。とにかく変だ」と訴えている。セルティックス戦の敗退で、レイカーズはウェスト13位の23勝27敗とプレイオフ圏外にいる。レギュラーシーズンも残り32試合、ポストシーズン進出の灯を消さないためには1試合たりとも無駄にできない状況が続くだけに、選手たちが不満を述べるのは当然のことだろう。

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