ニックス名物オーナーが球団社長を評価&今季の成功に期待「プレイオフに行くことを期待している」

名門ニューヨーク・ニックスは今季、ここまで27勝23敗でイースト7位につけており、2年ぶりのプレイオフ進出を狙える位置にいる。名物オーナーであるジェームズ・ドーランも、レオン・ローズ球団社長の働きぶりに満足しているようだ。 ニックスはオフに噂されたドノバン・ミッチェル(現クリーブランド・キャバリアーズ)の獲得は実現しなかった。それでも、ダラス・マーベリックスから無制限FA(フリーエージェント)となり、4年総額1億1000万ドル(約142億円)で契約したジェイレン・ブランソンがキャリアハイペースの平均22.4得点、6.3アシストと司令塔として活躍。既存戦力のジュリアス・ランドルがチームトップの平均24.8得点、RJ・バレットが平均20.2得点と平均20得点トリオを形成して攻撃を牽引している。 ボストン・セルティックス、フィラデルフィア・76ers、ミルウォーキー・バックスなど強豪に食らいついている状況を受け、ドーラン・オーナーはニューヨークのラジオ局『WFAN』の『Carton & Roberts』で、2020年3月に代理人から球団社長となったレオン・ローズを高く評価した。 「私がレオン・ローズを選んだのは、最高の才能を手に入れられる男が欲しかったから。今でも、彼がベストな男だと信じている。最終的に(目標に向けた)タイムテーブルはあるが、今求めているのは進歩だ。チャンピオンシップチームを作り上げたいと考えている。今年はプレイオフに行くことを期待している。ジェイレン・ブランソンとジュリアス・ランドルが2人とも怪我をしたら? その時はプレイオフ進出はおそらく厳しいだろう」 『SNY』のイアン・ベグリー記者によれば、ニックスは無制限FAで今季所属先がない38歳のカーメロ・アンソニーを再び迎え入れる可能性もあるとし、「カーメロがニューヨークに戻りたいと思い、それが両者にとって理にかなっていれば、彼はニューヨークに戻るだろう。問題は、ニックス以外のプレイオフに進出する可能性のあるチームが、トレードデッドライン後に獲得するために電話をかけるかどうかだ。今のところそういう話は聞いていない。ほかのチームが手を挙げなければ、ニックスがカーメロにニューヨークでキャリアを終えるチャンスを与えるシナリオは想像できる」とレポートしている。 ニックスがトレードデッドライン前後にどのような動きを見せるのか、注目が集まる。

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