新人王候補のパオロ・バンケロが過小評価の過去を回想「世間は疑いの目だった」

オーランド・マジックの新人パオロ・バンケロはNBA1年目の今季、ここまで32試合に出場して平均21.3得点、6.8リバウンド、3.9アシストを記録し、新人王の最有力候補だと目されている。しかし、本人は過小評価されていたと感じているようだ。『Yahoo Sports』のヴィンセント・グッドウィル記者が伝えた。 名門デューク大から2022年のドラフト全体1位指名で加入したバンケロ。チームは開幕5連敗、シーズン途中に泥沼の9連敗もあったが、ルーキーながらスタメンを任され、昨年12月に9戦8勝を挙げた期間には平均22.0得点、フィールドゴール成功率45%、3ポイント成功率43%を記録した。 バンケロは高校2年生の時に作成した「GOALS」と記したメモに、「州チャンピオン」「マクドナルド・オールアメリカン」「NCAAチャンピオン」「ドラフト1位指名」「NBAオールスター」「新人王」「殿堂入り」など、数々の目標を記した。すでにそのいくつかはクリアしているが、これからどれだけ達成することができるか注目が集まる。 「世間は疑いの目だった。大学でプレイすることは全く違うゲームで、犠牲を払わないといけない。僕はベストプレイヤーだったけど、チームに合わせてプレイを調整する必要があった。ほかに3~4人のプロフェッショナルがいたからね」 なかでも、守備面で過小評価されているとバンケロは感じていたようだ。 「これまで耳にした中で最も腹立たしかったのは、僕のディフェンスについてだ。もちろんやられることもあるけど、ずっと攻撃しているわけじゃない(守備もしている)。僕はまだ多くの分野で粗削りだと思う。みんなにはそうは見えないかもしれない。でも。自分が本来あるべき姿にはほど遠いことは理解しているし、やるべきことはたくさんある」 20歳の若きヤングスター候補がどのような成長曲線を描くのか、楽しみだ。

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