3ポイントに苦しむウィザーズ 地元記者がトレードの可能性について言及

12月末から年明けにかけて5連勝をマークしたワシントン・ウィザーズだが、低調な3ポイントに苦しんでいる。『NBC Sports Washington』のチェイス・ヒューズ記者がレポートしている。 日本時間1月4日(現地3日)に行なわれたミルウォーキー・バックス戦では、27本中8本(29.6%)の成功にとどまった。1試合の成功数が10本以下だったのは今季21回目で、その間の対戦成績は7勝14敗と大きく負け越している。さらに、アウェイの試合では10本以下だったケースが15回目(4勝11敗)もあり、その間の平均成功数は9.5本、成功率も31.4%にとどまっている。 ホームでは平均成功数(12.5)、成功率(37.9%)がともにリーグ12位と決して悪くない。現在イースト10位に位置するウィザーズが上位に食い込むにはアウェイでも安定的に勝利を収める必要があるなか、勝利を左右する3ポイントに関して“内弁慶”となっているのだ。 現在、アウェイでも高確率で3ポイントを決めているのは、八村塁(45.5%)、モンテ・モリス(44.1%)、コーリー・キスパート(37.2%)のみ。その他はクリスタプス・ポルジンギス(22.1%)、デニ・アブディヤ(22.4%)、ブラッドリー・ビール(25.9%)、カイル・クーズマ(31.5%)と32%未満に低迷している。 ビールの欠場も影響し、ウィザーズはガードポジションの選手の3ポイント成功数がリーグ最下位に低迷している。そんななか、ヒューズ記者は来月に迫るトレード・デッドラインまでにウィザーズが補強に動く可能性を指摘している。 昨年はポルジンギス、一昨年にはダニエル・ギャフォードを獲得するトレードをこの時期に行なった。そして2人とも現在ではチームの主軸として活躍している。チームの明確な弱点をカバーするべく、ウィザーズのフロントは今年もトレードに動くのだろうか。

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