ニューオーリンズ・ペリカンズは、日本時間12月29日に行われたホームでのミネソタ・ティンバーウルブズ戦に119-118で勝利した。4年目のザイオン・ウィリアムソンがキャリアハイの43得点を挙げてチームを白星に導き、相手選手もその活躍に脱帽している。『NBC Sports』のカート・ヘリン記者が伝えた。 3連勝中だったペリカンズはウルブズに最大11点差をつけられるも、ウィリアムソンを中心に食らいついて見事に逆転勝利。ウィリアムソンはチームのラスト14得点をマークするなど、キャリアハイの43得点(フィールドゴール14/21、3ポイント1/1、フリースロー14/19)、3リバウンド、5アシストのハイパフォーマンスを見せた。ペリカンズもデンバー・ナゲッツと同率(22勝12敗)で、ウェスタン・カンファレンス首位に立っている。 対戦相手だったウルブズでチームトップタイの27得点を挙げたディアンジェロ・ラッセルは試合後、「彼はフットボールをしていて、僕たちはバスケットボールをしている。彼に触れたり、守ることはできない。彼にとって優位な状況だ」と、落胆した表情で語った。 ウィリアムソンによれば、同僚のCJ・マッカラムから「偉大な選手になりたいのなら、今こそやるべき時だ」と発破をかけられていたという。 「人々は勝者を覚えている、史上最高の選手たちを見ると、最初に目にするのはチャンピオンシップで、彼らが大事な時に成し遂げたことだ。僕も勝者として記憶されたい。ただ、勝ちたいとは言えないし、僕はそれをプレイで示さないといけない」 昨季は骨折した右足の影響でシーズン全休だったウィリアムソン。今季はここまで26試合に出場して平均25.8得点、7.0リバウンド、4.7アシスト、フィールドゴール成功率60.7%と充実の時を過ごしており、チームをどこまで継続して牽引できるか注目が集まる。