オーランド・マジックは、日本時間12月28日にホームで行われたロサンゼルス・レイカーズ戦で110-128と敗れた。ルーキーの20歳パオロ・バンケロは4得点に封じ込められたが、対戦した37歳のレブロン・ジェームズから称賛されている。『USAトゥデー』のコーディー・テイラー記者が伝えた。 2022年のドラフト全体1位指名で加入したバンケロは、ここまで28試合に出場してルーキー1位の平均21.1得点、6.8リバウンド、3.9アシストをマーク。シャキール・オニール、マイク・ミラーに次ぐフランチャイズ史上3人目の新人王獲得が有力視されている。 マジックも直近9戦で8勝と好調だったが、バンケロが22分間のプレイでキャリア最少の4得点(フィールドゴール1/6、3ポイント0/2、フリースロー2/4)、5リバウンド、3アシストにとどまり、レイカーズに完敗を喫した。 マジックのジャマール・モズレーHC(ヘッドコーチ)は、バンケロについて「スタッツ的には上手くいかなかったかもしれないが、学ぶべき教訓であり、すべての若いプレイヤーたちが経験しなければならないことだ」と、今後につながると見解を述べた。 また、レイカーズ側からも同じドラフト全体1位指名でNBA入りした経歴を持つジェームズが「彼は素晴らしいプレイをした。ペイント、ミドルレンジ、アウトサイドでいい成果を残していて、さらにどんどん良くなる余地がある」と称えれば、ラッセル・ウェストブルックも「とんでもない選手になる」と太鼓判を押している。 バンケロはまだNBA1年目の20歳。今後どのような成長曲線を描いていくのか楽しみだ。