ボストン・セルティックスは今季ここまで、23勝10敗でリーグ最高勝率をマーク中だ。守備の要であるマーカス・スマートは、想像を上回る好調ぶりだと明かしている。『NBA.com』のマーク・メディーナ記者が伝えた。 昨季NBAファイナルに進出したセルティックスは、エースのジェイソン・テイタムが平均30.5得点と爆発。第2の男ジェイレン・ブラウンも平均26.5得点、昨季最優秀守備選手賞を受賞したスマートも平均11.6得点、7.3アシストの成績を残している。 ミルウォーキー・バックスらを抑えてのリーグ首位は、想像以上の成果だとスマートは明かす。 「昨季が終わり、今季も上手くいくとは思っていたけど、トップになるとは思っていなかった。でも、トップ3にはいれるだろうと期待していた。でも、まだまだ思っていたレベルには達していない」 チームを力強く牽引しているのは、6年目を迎えた24歳のテイタム。その活躍ぶりはMVP級だと言っていい。スマートは今の勢いをキープすれば、テイタムがMVPに相応しいという見解を示しつつ、若きエースをサポートすることへも意欲を燃やしている。 「みんな、ジェイソン(テイタム)がいかにすごいかは知っている。とはいえ、実力を発揮できない試合もあるだろう。その時は僕やJB(ブラウン)、ほかの選手たちにかかっている。JBが(テイタムと)ほかのチームに所属していたら、おそらくMVPレースにも参加していただろう」 「僕たちは勝たないといけない。チームが勝ってジェイソンが自分のプレイを続けていたら、MVPを与えないわけにはいかない。僕たちはリーグで最高のオフェンスを誇っていると思う。そして、リーグでベストの選手もいる」 セルティックスは2007-08シーズン以来の優勝に向けて、充実の時を過ごしている。