アメリカ代表チームは、昨シーズンNBAのロスターに登録されていた10名の選手を招集し、世界選手権の2次予選に向けてチーム力をアップグレードすることを発表した。 2次予選の最初の2試合は、今月中旬に行われる。1次予選の最初の2試合は昨年の11月と今年の2月に行われたが、その間はちょうどNBAのシーズンと重なるため、NBA選手はアメリカ代表チームに参加することができなかった。続く6月と7月の代表戦は、NBAのフリーエージェントとサマーリーグと重なるため、NBA選手の出場は難しい状況だった。ジェフ・バンガンディーHC(ヘッドコーチ)率いるアメリカ代表チームは、Gリーグに所属する選手中心のチームでここまでの試合を戦ってきた。 しかし、今週ラスベガスで開催されるアメリカ代表キャンプには、サクラメント・キングスのフランク・メイソン3世、2017年のNCAA年間最優秀選手に選ばれ、昨シーズンはシャーロット・ホーネッツで53試合に出場したドウェイン・ベイコン、デトロイト・ピストンズのヘンリー・エレンソン(2016年のNBAドラフト18位)ら、NBA選手が召集されることとなった。 1次予選を5勝1敗で突破したアメリカ代表チームを支えたレジー・ハーンとセンターのジャミール・ワーニーも、引き続きキャンプに参加する。その他、ジョーダン・クロフォード、アイザイア・ヒックス、デリック・ホワイト、ダカリ・ジョンソン、ブライス・アルフォード、V.J・ビーチェム、ベン・ムーア、チャッソン・ランドル、トラビス・トライスらもキャンプのロスターに入っている。 アメリカ代表チームは、現地9月14日にウルグアイ代表とラスベガスで対戦した後、現地9月17日にパナマ代表とアウェーで対戦する。