2018年にミルウォーキー・バックスでNBAデビューを果たし、昨オフにゴールデンステイト・ウォリアーズに入団したドンテ・ディビンチェンゾは、ヤニス・アデトクンボ(バックス)、ステフィン・カリー(ウォリアーズ)という現代NBAのトッププレイヤー2人とチームメイトになった経験がある。そんなディビンチェンゾだからこそ、スター2人の共通点や違いなどが分かるようだ。ディビンチェンゾの言葉を、『NBC Sports Bayarea』のダルトン・ジョンソン記者が紹介している。 「2人とも素晴らしい選手であるのと同時に、素晴らしい人間でもある。2人ともとても似ているから、コントラストを付けるのは難しい。ヤニスの優位性はどちらかというとフィジカルなもので、ボールを持つたびに脅威を与えると思う。ステフは気づかないうちに30点をマークしている時があるんだ。得点を挙げる方法が違うだけで、彼らそれぞれにリズムに乗る方法があるんだ」 そして彼らがチームメイトから信頼されているのは、そうしたコート上でのパフォーマンスもさることながら、素晴らしい人間性があるからこそとディビンチェンゾは明かしている。 「彼らが本当に特別な存在であるのは、コート外で本当にクールだからなんだ。人々が彼らに付いていきたくなるようなリーダーシップを発揮しているのさ」 2021年のファイナルMVPに輝いたアデトクンボと、翌2022年に同賞を手にしたカリー。人間性にも優れる2人の頂上決戦が実現すれば、大きな注目を集めそうだ。