デトロイト・ピストンズのケイド・カニングハムが、疲労骨折した左脛の手術を受ける予定だと『Detroit Free Press』のオマリ・サンコファ二世記者が報じている。同メディアによると手術によりカニングハムの怪我は完治する予定だが、今季残り試合は欠場することになりそうだ。 今季2年目のカニングハムは開幕から平均19.9点、6.2リバウンド、6.0アシストとオールラウンドに活躍していたが、11月10日(同9日)のボストン・セルティックス戦を最後に欠場が続いていた。 欠場を続けて安静にしていれば痛みが改善し今季中に復帰できる可能性もあったが、疲労骨折が完治する保証はなかったようだ。そのため今季をいち早く終えることになるとしても、手術に踏み切ったという。カニングハムの穴はキリアン・ヘイズが埋めることになりそうだ。 リーグ下位に沈むピストンズにとってエースPGの離脱は大きな痛手となるのは確実だ。ただその一方で、多くのチームが獲得を狙う来年のドラフト1位候補ビクター・ウェンバンヤマの獲得レースという面においては、優位に立ったと言えるかもしれない。