デューク大1年生のRJ・バレットが今年のNBAドラフトにエントリーすることを発表した。 バレットは、現地4月10日に自身のSNSに投稿したビデオを通じてNBAドラフトへのエントリーを発表した。彼は、デューク大でプレーすることが自分の夢であったが、それと同時に「NBAでプレーして、プロとして成功することも自分の夢だった」とコメントした。 デューク大のスポークスマンのマイク・デジョージ氏によると、バレットはエージェントを雇う予定だが、どのエージェントを選ぶかはまだ決めていないそうだ。 AP通信が選ぶオール・アメリカンに選ばれたバレットは、ACC(アトランティック・コースト・カンファレンス)トップの1試合平均22.6得点を記録し、ルームメイトのザイオン・ウィリアムソンと共に強力な『ワン・ツー・パンチ』を結成した。 バレットは今年のNBAドラフトでトップ3に入ると言われている。 彼が1年で大学を辞めることは驚くべきことではない。今年2月に、デューク大の選手としては2006年以来となるトリプルダブルを記録したバレットについて、マイク・シャセフスキーHC(ヘッドコーチ)は「彼が大学でプレーするのは、ごく僅かな間だけだろう」と語っていた。 バレットは、デューク大が今年のNCAAトーナメントで全体1位のシードを獲得することに大きく貢献した。しかし、彼らはイースト・リージョナル・ファイナルでミシガンステイトに敗れた。 バレットは、デューク大史上で最も安定したスコアラーだった。彼は毎試合必ず13得点以上を決め、そのうち6試合で30得点以上を記録した。彼は、大学のデビュー戦となったケンタッキー大戦と、ウィリアムソンがスニーカーの損傷により右膝を怪我したノースカロライナ大戦の2試合で33得点を記録している。 ウィリアムソンとキャム・レディッシュは来シーズン以降の予定を発表していない。ポイントガードのトレ・ジョーンズは、来シーズンもデューク大でプレーするつもりだと発表している。