マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)が1998年のNBAファイナル第1戦で着用していたユニフォームが、オークションサービスのサザビーズで1009万1000ドルという高額で落札された。 これは、1986年のサッカー・ワールドカップでディエゴ・マラドーナが“神の手ゴール”を決めた時に着用していたユニフォームの928万ドルを上回り、スポーツ選手の着用したアイテムとしては史上最高額となる。 なお、マラドーナのユニフォーム以前に最も高額だったユニフォームは、MLBの名選手ベーブ・ルースが1918から1920年頃に着用したとされる一着で、2019年に564万ドルで落札されている。 サザビーズによると、ジョーダンがNBAファイナルで着用したジャージーがオークションに出品されるのは2度目。また、これまでジョーダンのアイテムで最も高価だったのは、1997-98シーズンにアッパーデックから発行されたユニフォームが施されたトレーディングカードで、2021年10月に270万ドルで落札されていた。 ジョーダンのユニフォーム以前に最も高額だったNBAのユニフォームは、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)が新人だった1996-97シーズンに着用したもので、2021年5月に369万ドルで落札されている。