オールスター選出、チームの優勝とゴールデンステイト・ウォリアーズのアンドリュー・ウィギンズにとっては輝かしいシーズンとなった。しかし、それだけ充実した1年を送ったにもかかわらず、ひとつ後悔があるという。新型コロナウイルスのワクチン接種だ。 『FanSided』の番組に出演したウィギンズは、「正直、接種したくはなかった」と胸の内を明かしている。 「ワクチンを接種して、今年はオールスターに選ばれて優勝もできた。それはいいことだ。自分のキャリアで最高のシーズンであったこの1年を逃すわけにはいかなかったんだ。ただ、ワクチンのようなものを自分の体内に入れるのは嫌だった。自分の意志ではなかったのもね。ワクチンを接種するか欠場するかの二択というのも嫌だったね」 昨季開幕前、ウォリアーズの本拠地サンフランシスコ市は、ホームアリーナを含む特定の広い屋内空間にワクチン未接種者が入ることを禁止する命令を出していた。シーズン開幕前に摂取していたウィギンズは、当時も「10年後も健康でいられることを願っている」と苦渋の決断で摂取したと吐露していた。