日本時間6月3日(現地2日)から始まるNBAファイナル2022第1戦を前に、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が会見に応じた。そのなかで、ゲイリー・ペイトン2世、アンドレ・イグダーラ、オット・ポーターJr.という負傷離脱中の3人の出場について、「Questionable(不確か)」と語っている。 メンフィス・グリズリーズとのプレイオフ・カンファレンス準決勝第2戦で左肘骨折と靭帯損傷という怪我を負っていたペイトン2世は、ここまで約1か月コートから離れている。イグダーラは首、ポーターJr.は左足をそれぞれ痛めているのだ。 カーHCは3人について、全員が負傷後初となるコンタクトありのメニューも含めて、練習にフルで参加したと明かしている。 ただし、ペイトン2世は「まだチェックしなければならない箇所がいくつかある」とコメント。ポーターJr.は練習に復帰できたことを前向きにとらえているが、2015年のファイナルMVPでもあるイグダーラは4月末のプレイオフ1回戦を最後に試合から離れている。 無論、それでもNBAファイナルの舞台まで勝ち上がってきたのはウォリアーズの層の厚さがあるからこそだが、3人が完全な状態で合流できれば2018年以来の優勝に向けて勢いがさらに増すはずだ。