ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、デイビッドソン大学を卒業することが決まった。カリーは2006年に同大学へ進学。4年へ進級する1年前の2009年に、NBAドラフトへエントリーしていた。卒業には受講必須の講義があったが、この春に再受講。教授から指導を受けていた。 カリーは同大学で社会学を専攻しており、この講義を受けて文学士号を取得することが決まっている。卒業式には出席しない見込みだが、13年越しに実現した名誉。カリーも卒業証書を手にする日を心待ちにしているだろう。 なお、カリーはデイビッドソン大学時代に得点、3ポイント成功数、フリースロー成功数、フィールドゴール成功数、スティールで歴代トップの数字を残しているが、永久欠番にはなっていない。これは同大学が卒業した選手のみを欠番の対象にしているからで、カリー自身も過去に「そのことは把握している。コーチと家族には大学に戻って学位を取ると約束している。なるべく早く実現したいね」とコメントしていた。 そして今回、ついに卒業が実現した。近い将来、デイビッドソン大学で背番号30が永久欠番となるだろう。