ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルは、同じく二枚看板を担うルディ・ゴベアとともにトレード候補に挙がっている。そのなかで、『Deadspin』のリー・エスコベド記者はミッチェルとニューヨーク・ニックスの“結び付き”について見解を述べた。 リーグトップクラスの得点力を誇るミッチェルは、NBAに加入した2017-18シーズンから5年連続で平均20得点以上を記録。今季はレギュラーシーズン67試合に出場して平均25.9得点、5.3アシスト、3年連続でオールスター出場を果たした。 プレイオフ1回戦でダラス・マーベリックスにシリーズ成績2勝4敗で敗れ、シーズンが終了したジャズ。直後には、ゴベアが自分かミッチェルをトレードに出すように要求するという噂が米メディアで大きく取り上げられた。 そのなかで、ミッチェルもトレードでニックスに移籍する可能性が少なからずあるとエスコベド記者はレポートしている。 「ニックスのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼シニア・バスケットボール・アドバイザーであるウィリアム・ウェスリーが、プレイオフ1回戦のマブズ対ジャズ戦の会場に姿を現したことで、ニックスのトレードの噂は本格的に熱を帯び始めた。ジャズが(ニックスの)ジュリアス・ランドルに興味がある場合、金銭、ドラフト指名権、イマニュエル・クイックリーやクエンティン・グライムズら若手を加えて成立させるのが簡単だ」 ミッチェルはニックスファンとして育ち、その後故郷のニューヨーク州エルムスフォードを離れた。両親は今もこの地域に住み、働いており、「彼の帰還は歓迎されるだろう」と予測されている。 果たして、ミッチェルがゴベアとのコンビを解消し、ニックスに行くことになるのだろうか。