ゴールデンステイト・ウォリアーズは、日本時間5月8日(現地7日)にメンフィス・グリズリーズとのカンファレンス準決勝第3戦に臨む。シリーズ成績1勝1敗と白熱するなか、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は相手エースのジャ・モラントに賛辞を送っている。『NBC Sports Bay Area』のテイラー・ウィース記者が伝えた。 第3シードのウォリアーズはプレイオフ1回戦でデンバー・ナゲッツをシリーズ成績4勝1敗で破り、カンファレンス準決勝へ進出。第1戦は117-116でグリズリーズに勝利するも、第2戦ではゲイリー・ペイトン2世が開始3分でラフプレーを受けて左ひじを骨折した影響もあり、101-106で敗れた。 ウォリアーズとして警戒しなければいけないのは、レギュラーシーズンで平均27.4得点、5.7リバウンド、6.7アシストを記録して今季のMIP(最も成長した選手)に輝き、今シリーズでも34得点、47得点を叩き出しているモラントだ。 カーHCは自チームのエースであるステフィン・カリーを引き合いに出し、モラントを警戒している。 「ジャをコーチするよりも、そのプレイを見るのが好きだ。彼は素晴らしい選手で自由と喜びを持ってプレイし、ゲームをどれだけ愛しているか分かる。それがチームメイトや観客にも広がる。ステフ(カリー)によく似ていて、明らかに普通の選手とは違う」 モラントを抑えられるかは、ウォリアーズにとってシリーズの命運を握ることになりそうだ。