ゴールデンステイト・ウォリアーズはレギュラーシーズンでウェスタン・カンファレンスの第3シード(53勝29敗)を獲得し、プレイオフ1回戦で第6シード(48勝34敗)のデンバー・ナゲッツと対戦する。日本時間4月17日(現地16日)にシリーズ第1戦が行われるなか、大黒柱ステフィン・カリーが復帰の可能性が高まっている。 カリーは3月17日(同16日)のボストン・セルティックス戦、第2クォーター残り4分19秒にルーズボールを争った際、飛び込んできた相手のマーカス・スマートと衝突し、左足を負傷。MRI検査の結果、左足靭帯の挫傷と診断され、残りのレギュラーシーズンの試合はすべて欠場した。 復帰のタイミングが注目されていたなか、『ESPN』のケンドラ・アンドリューズ記者によれば、「Out(欠場)」「Doubtful(疑わしい)」「Questionable(不確か)」「Probable(出場の可能性あり)」「Available(出場)」と5段階あるステータスの中で、第1戦に関してカリーは出場率75%程度とされる「Probable」と伝えている。 スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、「彼がプレイすることを期待している。明日、見てみよう」とコメント。初戦か、シリーズ途中か、カリーの復帰時期は未定だが、「38分間プレイしていない。すべてがうまくいけば、彼とともに戦えると考えているが、ゆっくりと復帰させる」と無理はさせない意向を示している。 一方、第4シード(52勝30敗)のダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは、第5シード(49勝33敗)のユタ・ジャズとのプレイオフ1回戦初戦を欠場することが決まった。 レギュラーシーズン最終戦となったサンアントニオ・スパーズの第3クォーターに左ふくらはぎを痛めたドンチッチは、チーム練習を行っておらず、ジョギングした程度。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えたところによれば、4月17日(同16日)の第1戦は左ふくらはぎの張りで欠場し、第2戦の出場も不透明だという。 ジェイソン・キツドHCは「良くなっているようだ」とドンチッチの回復状況について語りつつ、「怪我でプレイできない限り、彼を危険にさらしたり、事態を悪化させる状況にはしない」と起用には慎重な姿勢を貫いている。なお、『InStreetClothes.com』調べでは、今季ふくらはぎの故障に苦しんだ選手の平均離脱日数は16日だという。