今年1月に自身のインスタグラムで引退を発表したチャンドラー・パーソンズ(元ヒューストン・ロケッツほか)が、元NBA選手のスティーブン・ジャクソンらが主催するポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』に出演し、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)との秘話を明かした。 自身のルーキーイヤーに敵地ステイプルズ・センター(現クリプトドットコム・アリーナ)でレイカーズと対戦した際、ブライアントのマークを託されたというパーソンズ。ブライアントが厳しく仕掛けにくると警告されていたが、第4クォーターになると突如フレンドリーに接され試合後の予定を尋ねられたという。パーソンズが特に何もないと返すと、ブライアントは外出の予定を組むと伝えた。 その後パーソンズは知らない番号からテキストメッセージを受け取ると、そこには“マンバ”の署名とともに、「クラブで遊べるようにしておいたよ」とのメッセージが。何とブライアントは、試合後に出かける店をセッティングしていたのだ。ブライアント本人は店に姿を現さなかったものの、パーソンズはチームメイトやコーチらと午前2時まで店に滞在し、2万2000ドル分を堪能したという。もちろん、この高額の請求はブライアント持ちだ。 パーソンズは「ウェイトレスが僕にペンを渡して、『ミスター・ブライアントの代わりにサインをお願いします』と言われた瞬間は一生忘れない」と振り返った。