2月にフィラデルフィア・76ersからブルックリン・ネッツに移籍したベン・シモンズだが、背中の痛みがあるため新天地デビュー、さらには今季デビューも未だお預けとなっている。レギュラーシーズンも終盤、プレイオフへ向けて1日も早い復帰が期待されるなか、ショーン・マークスGM(ジェネラルマネージャー)がシモンズの状態を『YES Network』のインタビューで明かしている。 「残念だが、彼の背中のこわばりがチームメイトと一緒にコートに出ることを遅らせた。彼は先週から10日間リハビリを続けている」 とはいえ、復帰へ向けて準備は着々と進んでいるようだ。今週中は個別のワークアウト、来週末までにはチームの練習に加わり、試合復帰へ向けて状態を整えていく予定であるとマークスGMは語る。 「(復帰する日の)具体的なスケジュールは決まっていないが、彼がどうなっていくか毎日見ていくつもり。できれば早い方がいい。選手が揃った状態で、コートで一緒にプレイさせなければいけないからね」 ネッツはケビン・デュラントが欠場の間、5勝16敗と調子を落としていたが、そのエースが日本時間3月4日(現地3日)のマイアミ・ヒート戦で待望の復帰を果たす。さらに、8日(同7日)にはニューヨーク市における新型コロナウイルスのワクチン接種義務が解除される可能性があり、そうなればワクチン未接種のカイリー・アービングがホームでもプレイできるようになる。 チームに追い風が吹く中、シモンズの復帰がその勢いを加速させるファクターとなるか。