ウォリアーズのクレイ・トンプソンが941日ぶり公式戦出場 クロスオーバーからのトマホークダンクも披露

ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが、日本時間1月10日(現地9日)にホームのチェイス・センターで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ戦で復帰した。トンプソンが公式戦に出場するのは実に941日ぶり。20分間出場し、17得点、3リバウンド、1アシスト、フィールドゴール成功率38.9%(7/18)、3ポイント成功率37.5%(3/8)だった。 2019年6月14日(同13日)のNBAファイナル第6戦で、左膝前十字靭帯を断裂したトンプソン。そこから1年以上リハビリに費やし、復帰目前となった翌年の11月19日(同18日)には、ワークアウト中に右足のアキレス腱断裂と度重なる悲劇に見舞われた。 約2年半の苦しいリハビリ生活を経て、キャブズ戦でついに復帰。スターティング5で最後に名前が呼ばれると、チェイス・センターは大歓声に包まれた。 主力のドレイモンド・グリーンが試合前のウォーミングアップで左ふくらはぎに張りを感じ、形式上の出場により開始7秒で交代。その直後、トンプソンがカットインからのフローターでチーム初得点を挙げて盛り立てた。 出場時間を抑えながらのプレイとなったトンプソンは、右45度からクロスオーバーでジャレット・アレンを抜き去り、そのままドライブして豪快なトマホークダンクをお見舞いする場面も。今季自身初の3ポイントシュートも成功させた。待望の復帰となったトンプソンに対し、地元ファンもスタンディングオベーションで敬意を示していた。 なお、トンプソンはこの日2本目の3ポイントを沈めて通算成功数が1800本に到達。615試合での達成は、チームメイトであるステフィン・カリー(545試合)に次ぐ史上2番目の速さである。 ウォリアーズは1月12日(同11日)に敵地フェデックス・フォーラムでメンフィス・グリズリーズと、キャブズは1月11日(同10日)に敵地ゴールデン1センターでサクラメント・キングスと対戦する。

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