2021-22シーズンの開幕から早2か月、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)はチームを離れているベン・シモンズについて、未だ解決策を見い出せずにいる。戦力としてロスターに戻したい一方で、シモンズが望むトレードについても模索しているものの、フロントが納得するような条件を引き出せずにいるようだ。 このまま今季が終わってしまうと危惧する向きもあるなか、シモンズの母国オーストラリアのレジェンドはクリスマス明けに動きがあると考えているようだ。NBLの元選手で、1989-90シーズンにはシクサーズでもプレイ経験のあるラナード・コープランドは、『AU News』に「NBAでは苦戦しているチームがあり、シモンズを欲しがっている」とコメントを寄せている。 「12チームが彼を狙っていると聞いた。フィラデルフィアはベンの価値を知っているから、恐らく西海岸のチームに彼を送るだろう。フィラデルフィアは年に5、6回もベンと対戦することを望んでない。彼らにとって最適な条件があれば取引は成立すると思う。私はクリスマスの直後に何かが起こると聞いている。ベンが再びプレイできることを期待しているよ」 なお、コープランドはシモンズの父デイブとともにプレイ経験があるようだが、デイブから聞いた話か否かは明かしていない。はたしてコープランドの予言通り、クリスマス明けに何らかの動きがあるのだろうか。