攻守で存在感を発揮する渡邊雄太、窮地のチームを救えるか【12/23(木)午前10時 ラプターズ対ブルズ】

トロント・ラプターズ(14勝15敗)の渡邊雄太は、日本時間12月19日(現地18日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で今季自己最多タイとなる12点、4リバウンド、2スティール、1ブロックを記録した。豪快なダンクやブロックで地元トロントのファンを沸かせた渡邊は、ここ3試合連続で20分以上出場。そのうち2試合で2桁得点を挙げるなどしっかり結果を残している。 ニック・ナースHC(ヘッドコーチ)は、「ベンチから最初に出場して、様々なポジションをカバーできる。それが非常に助けになるし、我々のチームにとって必要不可欠な選手だ」とガードからフォワードまでこなせる渡邊の万能性を絶賛。また、渡邊を「一番好きなチームメイト」と説明するリーダーのフレッド・バンブリートが、「彼はコート上で自信にあふれ、より積極的になったように見える。このまま成長し、積極性を維持できれば、チームにとって重要な存在になれる」と語るなど、チームメイトの評価も上々だ。 自らの価値をプレイで証明する渡邊は、日本時間12月23日(同22日)にユナイテッド・センターでシカゴ・ブルズ(19勝10敗)と対戦する(試合当日に開催延期が発表)。現在ラプターズはバンブリート、パスカル・シアカム、ギャリー・トレントJr.、スコッティ・バーンズ、プレシャス・アチウワ、マラカイ・フリン、ダラーノ・バントンと計7名が安全衛生プロトコル入りしており、主力の大半が欠場予定。試合が延期となる可能性もあるが、開催されるのであれば渡邊個人にとっては大きなチャンスとなる。今季初の先発起用は濃厚で、戦力不足のなかイースト2位のブルズを撃破できれば、チーム内はもちろん、リーグでも渡邊に対する評価は高まるはずだ。 しかし、ブルズは容易に倒せる相手ではない。なかでも注意しなければいけないのは、古巣対戦となるデマー・デローザンだろう。安全衛生プロトコルで約2週間戦列を離れていたが、復帰後の2試合で平均32点、FG成功率52.4%(22/42)とブランクを感じさせない活躍でチームを牽引している。 ビリー・ドノバンHCも「長期間、試合から離れていたのに、この活躍はすごい。精神的にタフだし、彼には脱帽だね」と称賛した。そんなデローザンに対し、マッチアップの可能性もある渡邊。リーグ屈指のスコアラーに対し、どんなプレイを観せてくれるのか。

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