日本時間12月10日(現地9日)、ニューオーリンズ・ペリカンズはガードのカイラ・ルイスJr.が右膝前十字靭帯断裂とグレード2の捻挫を負ったため、無期限の離脱となることを発表した。ルイスJr.は前日のデンバー・ナゲッツ戦、第2クォーター途中で負傷。MRI検査の結果、今回の負傷が発覚した。なお、手術の日程は未定である。 自身も現役時代の2005年に前十字靭帯断裂を経験しているウィリー・グリーンHC(ヘッドコーチ)は当時について、「自分のキャリアが終わってしまうのではないかと思ったが、神は逆境の中で人格を形成させる素晴らしい方法を持っている。今振り返ってみると、(回復の過程で)自分がどれだけ強くなれるかを理解できた」と回想。 その上でルイスJr.について「カイラはチームにとって非常に重要な存在だ。彼は自分の力を発揮し始めていた。誰もがそれを実感していると思う。今回のような怪我は大変なことだが、彼は回復して元気になるだろう。チーム全員が彼が復活するまでの間、彼をサポートし続ける」と励ましている。 今季ルイスJr.は24試合に出場し、平均5.9点、1.6リバウンド、2.0アシストをマークしていた。