トレイ・ヤングvsラメロ・ボール、「どちらが優れたパサーか」の質問にNBA記者の回答は?

アトランタ・ホークスとシャーロット・ホーネッツは日本時間11月21日に対戦予定で、23歳トレイ・ヤングと20歳ラメロ・ボールの若手ガード対決は注目ポイントだ。『NBA.com』では、専属記者が「ラメロ・ボールとトレイ・ヤング、どちらが優れたパサーか」とのテーマに回答している。 ヤングはルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)と同じ2018年ドラフト組で、2年目の2019-20シーズンにはリーグ4位の平均29.6得点、同2位の9.3アシストをマークしてオールスターにも初出場。ホークスのエースに上り詰め、4年目の今季もここまで平均25.1得点、9.2アシストを挙げている。 一方のボールは、ルーキーイヤーの昨季に平均15.7得点、5.9リバウンド、6.1アシスト、1.6スティールの成績で新人王を受賞。今季は開幕からスタメンに定着し、平均18.8得点、7.5アシストと成績を伸ばしている。 「どちらが優れたパサーか」。この質問に対する記者たちの答えを紹介する。 ■カルラン・グレイ記者(ボール推奨) 「良いプレイメーカーということならトレイを選んだけど、純粋にパスについて言うならラメロだ。トレイが悪いパサーということではなく、彼はパスのハイライト動画を作ることもできる。だけど、ラメロのレベルまでは至っていない」 ■スコット・ラファティ記者(ヤング推奨) 「第一に、トレイはラメロよりも成績で優れている。昨季トレイはリーグ3位の9.4アシスト、対するラメロは6.1アシスト。今季の差(ヤング9.2/ボール7.5)は縮まっているが、かなりリードしている。トレイはパスの多様性とプレイメイキング、ラメロはパスのクオリティーと効率で勝負するタイプ。個人的にはトレイのパスのほうがより濃いメッセージが含まれていると思う」 ■ギルバート・マクグレガー記者(ボール推奨) 「どちらもエンターテイナーで、パス能力に優れている。難しい判断だけど、ボールを選ぶ。この1か月でロブパス、ポケットパス、私のお気に入りのパスまで、様々なものを見せてくれた」 ■マイカ・アダムス記者(ボール推奨) 「どちらもエリートのプレイメーカーだ。そのなかで、ボールはハーフコート、オープンコートでともに危険で、想像もつかない方法で攻撃を見せる。ヤングのほうがアシスト数は多いかもしれないけど、それは約3分長くボールを持っている副産物でもある。ボールはドリブル数も少なく、ボールを捌くことを厭わない」

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