苦戦が続く過去2シーズンの王者たち、復調のきっかけを掴むのは?【11/18(木)午前9時30分 レイカーズ対バックス】

日本時間11月18日(現地17日)、ファイサーブ・フォーラムでミルウォーキー・バックス(6勝8敗)とロサンゼルス・レイカーズ(8勝7敗)が対戦する。開幕前には優勝候補に挙げられた過去2シーズンの王者たち(2021年:バックス、2020年:レイカーズ)だが、怪我人が続出している影響からともに予想外の苦戦を強いられている。 バックスは、マイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)が就任した2018-19シーズン以降では最悪のスタートだ。昨季と比較して特に守備面での苦戦が目立っている。ディフェンシブ・レーティングはリーグ9位から20位、平均リバウンド数は2位から23位、ペイント内失点は3位から22位と大きくダウン。その要因としてブルック・ロペスの不在が響いている。 ロペスが開幕戦で背中を痛めて以降は、ヤニス・アデトクンボやボビー・ポーティスをセンターとして起用しているが、どちらも典型的なセンターではない。そのため、ペイントへ攻め込むチームが増加している。慣れないポジションでのプレイが続くアデトクンボは、「センターは負担がすごいから、早くブルックに帰ってきてほしいね」と213cmの守護神の早期復帰を懇願。しかし、現時点では復帰の目処は立っておらず、“グリーク・フリーク”には攻守にわたりさらなる奮起が求められる。 対するレイカーズも勝率5割を行き来するなど、なかなか調子が上がっていない。レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルック、カーメロ・アンソニーのスター軍団を形成するも、フルメンバーが揃っていないこともありオフェンシブ・レーティングは24位(109.8)と低迷。また、平均ターンオーバー数も29位(17.3)とミスが多く、全体的にまだ噛み合っていない。それでもフランク・ボーゲルHCは「今は機能していないかもしれない。だがポジティブでいるのと同時に成長していくことが大事」と、冷静でいることの重要性を説いた。 レイカーズにとって希望の光は、親指の手術の影響で開幕から欠場が続いていたテイレン・ホートン・タッカーが、日本時間15日(現地14日)に復帰したことだ。20歳の成長株は先発起用されたここまでの2試合で、平均22.5点としっかり結果を残している。ジェームズが7戦連続欠場中と厳しい戦いが続くなか、“THT”はチームの雰囲気を変えることはできるか。

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