アメリカの4連覇で幕を閉じたオリンピックだが、早くも2024年のパリ大会に向けた話が聞こえてきた。次の大会でグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ:サンアントニオ・スパーズ)に代わって指揮を執ると見られているスティーブ・カーHC(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が、ステフィン・カリーの五輪出場に自信をのぞかせているのだ。マーク・スタイン記者が報じている。 カーHCは「ステフは3年後のオリンピックで絶対にプレイできる」と断言したのだ。 3年後には36歳となっているカリーだが、昨季はMVP級の活躍を披露するなど衰えは見られない。それどころか、今年2月には「まだ成長している」と語るなど、今なお自身の飛躍にどん欲に取り組んでいる。 なお、カリーは2010年、2014年のFIBAワールドカップでアメリカ代表入りを果たしているものの、オリンピックには出場経験がない。今年は新シーズンへの準備を優先するため東京行きを辞退したが、「難しい決断だった」と語っている。 無論、現段階で3年後の大会への出場を決められるものではないし、実際にはその年の自身やチームの状況に大きく左右されるはず。それでも、カーHCが「過去最高のシューター」と評するカリーがオリンピックの舞台で輝く姿を見てみたいというファンは少なくないはずだ。