日本時間7月29日(現地28日)、ブルックリン・ネッツはアシスタントコーチのマイク・ダントーニが辞任したと発表した。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、70歳のダントーニは引退はせず、将来的にヘッドコーチへの復帰を目指しているという。 ネッツのスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は、「マイクがこの1年間、私や組織のために尽くしてくれたことに感謝したい。マイクが隣にいてくれたことは、ヘッドコーチとしての最初のシーズンを乗り切る上で非常に貴重なことだった。彼の指導には感謝しているし、長年一緒に過ごしてきた中で得た教訓を生涯に渡って伝えていきたいと思う」と声明を発表している。 ナッシュHCは現役時代、ダントーニが指揮していたフェニックス・サンズでプレイしていた。 ダントーニはヘッドコーチとして2度コーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、通算16シーズンで672勝527敗という成績を残している。これまでデンバー・ナゲッツ、サンズ、ニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・レイカーズ、ヒューストン・ロケッツで指揮官を務めた経験があり、今オフにはテリー・ストッツ前HCの後任を探していたポートランド・トレイルブレイザーズ入りも噂されていた。