2020-21シーズンをゴールデンステイト・ウォリアーズでプレイしたケリー・ウーブレイJr.は、今年のオフにフリーエージェントになるが、複数チームで25歳のフォワードの獲得を争うことになりそうだ。 『Yahoo Sports』のビンセント・グッドウィル記者によれば、攻守で才能を示すウーブレイJr.の獲得を視野に入れているのはマイアミ・ヒート、ニューヨーク・ニックス、サンアントニオ・スパーズの3チームだという。 「リーグの情報筋から、ヒート、スパーズ、ニックスがフリーエージェント市場にてウーブレイJr.に興味があるチームだと聞いている。チームとの相性も良さそうで、彼のベストが見られるかもしれない。ヒートではジミー・バトラーの隣でプレイし、ゴール下にはバム・アデバヨがいる。身体能力に優れたウイングを必要とするニックスでは、トム・シボドーの積極的な守備戦術がハマるかもしれない」 ウーブレイJr.は今季55試合で、平均15.4得点、6.0リバウンド、1.0スティールを記録。日本時間2月5日(現地4日)のダラス・マーベリックス戦では40得点を挙げるなどポテンシャルの高さを感じさせた一方、シーズン通して安定感を欠き、3ポイント成功率も31.6%と浮き沈みの激しいシーズンを過ごした。 欠場時にチームが12勝5敗と好成績を残していたことはマイナスイメージだが、シーズン中にウォリアーズのボブ・マイナーズGM(ゼネラルマネージャー)はウーブレイJr.との再契約を望んでいるとコメント。しかし、単年2000万ドル前後の契約になることが見込まれる状況から、新天地を探す可能性が高いと見られている。 残留か、移籍か。オフシーズンの動向に注目だ。