渡邊雄太も所属するトロント・ラプターズは日本時間6月12日(現地11日)、パスカル・シアカムが先週に左肩関節唇の再建手術を受け、成功したことを発表した。 NBA5年目のシアカムは今季、レギュラーシーズン56試合に出場して平均35.8分間プレイし、21.4得点、7.2リバウンド、4.5アシスト、1.1スティールを記録。5月7日(同6日)のワシントン・ウィザーズ戦でキャリアハイの44得点(フィールドゴール17/28、3ポイント2/6、フリースロー8/11)を挙げたが、直後の5月9日(同8日)に行われたメンフィス・グリズリーズ戦で左肩を負傷し、その後は出場がなかった。 ラプターズによれば、手術の執刀はロサンゼルスにあるカーラン・ジョーブ整形外科病院のニール・エラトロッシュ医師が担当。同氏はMLBロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平のトミー・ジョン手術を行うなど、肩と膝の世界的名医として知られている。 シアカムはリハビリと回復に約5カ月を要する見込み。NBAは来たる新シーズン、10月20日(同19日)開幕を目指しているとされ、シーズンには出遅れを余儀なくされることになりそうだ。