【5/13(木)午前10時30分 ブレイザーズ対ジャズ】プレイオフ確定までマジック「2」のブレイザーズ、苦手ジャズ相手に白星なるか

日本時間5月13日(現地12日)、ビビント・スマート・ホーム・アリーナでウェスト1位のユタ・ジャズ(50勝19敗)と同6位のポートランド・トレイルブレイザーズ(40勝29敗)が対戦する。ブレイザーズは直近9試合で8勝と終盤にきて絶好調。今季はジャズに未勝利だが、マジック「2」と迫るプレイオフ出場権獲得に王手をかけるべくリベンジを狙う。 好調のブレイザーズを支えるのは、大黒柱のデイミアン・リラードだ。現在5試合連続で30点超えを達成しており、5月は平均得点32.2点、8.5アシスト、FG成功率55%、3ポイント成功率50.8%とプレイオフへ向けてギアを一段階上げてきた。平均ターンオーバー数も2.7回と、ミスの少ないオフェンスを展開できている。このままの勢いでプレイオフへ突き進みたい。 一方のジャズは、司令塔のマイク・コンリーとエースのドノバン・ミッチェルを怪我で欠きながらも、直近8試合で6勝2敗とウェスト1位をキープしている。2人合計で平均42.8点を挙げるバックコートの不在は大きな痛手だが、その間ボーヤン・ボグダノビッチが存在感を発揮。8日(同7日)のデンバー・ナゲッツ戦ではキャリアハイの48点をマークするなど、5月は平均29.7点、FG成功率57.1%、3ポイント成功率52.2%と波に乗っている。ミッチェルがレギュラーシーズン最後の3試合を欠場することが発表されているが、ボグダノビッチが好パフォーマンスを維持できれば、マジック2と目前に捉えるトップシード獲得も達成できるだろう。 両軍は今季すでに2度対戦しており、初戦は20点差、2戦目は19点差といずれもブレイザーズが完敗している。オフェンスではリラードが平均16.0点、FG成功率36.4%、3ポイント成功率21.1%と不調で、守備ではジャズのルディ・ゴベアに平均19点、18.5リバウンドを許すなどインサイドを制圧された。また、今季のジャズは開幕24連勝を記録するなど、ホームでNBAトップの31勝4敗と圧倒的な強さを誇る。データ的に劣勢のブレイザーズだが、最近好調のリラードを中心に3度目の正直で勝利をもぎ取りたい。 ブレイザーズは、この一戦後にウェスト2位のフェニックス・サンズ、同4位のデンバー・ナゲッツとの対戦を控えている。厳しい戦いが続くが、まずは苦手ジャズを撃破し、プレイオフ進出に一歩近付けるか。対するジャズはプレイオフを通じてのホームコート・アドバンテージ獲得するために、得意とする相手に勝っておきたいところだ。

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