日本時間5月6日(現地5日)、ボストン・セルティックスはオーランド・マジックと対戦し、132-96で勝利を飾った。この日、古巣対戦となったセルティックスのエバン・フォーニエはチーム3位の18得点を記録した。 3月26日(同25日)のトレードでセルティックスに加入して以降、出場した最初の9試合で平均7.7得点、FG成功率32.0%と苦しんだフォーニエ。しかし、マジック戦を含めた直近2戦では平均19.5得点、FG成功率66.7%と調子を上げている。 試合後のメディア取材に登場したフォーニエは復調の理由として、スティーブ・クリフォード(現マジックHC)の下でプレイしたという共通点のある司令塔ケンバ・ウォーカーの存在を挙げた。 「ケンバとは上手くプレイできている。なぜかは分からないけど、もしかしたら同じコーチの下でプレイしたことがあるからかな。彼はキャッチ&シュートも上手いから共存できるんだ」 セルティックスのブラッド・スティーブンスHCが、「彼とケンバは一緒にプレイするのが好きなようだね」とフォーニエとウォーカーの相性の良さを認めている。そんななか、ウォーカーはフォーニエが今後重要な局面で真価を発揮すると期待を寄せている。 「彼の調子を上げないといけない。彼の実力は分かっている。彼は僕らにとって、かなり大きな戦力だ。彼のことが必要になるはずだよ」 セルティックスは現在プレイオフ出場ラインとなるイースト6位につけている。8日(同7日)にはシカゴ・ブルズと対戦するが、本来先発シューティングガードを務めるジェイレン・ブラウンは足首の怪我で欠場予定。それだけに代役を務めるフォーニエの活躍に期待が懸かる。