ブルックリン・ネッツのジェームズ・ハーデンは、ハムストリングの怪我で1か月以上戦列を離れている。現在もリハビリを続けているが、プレイオフ前に復帰することを予定しているようだ。 日本時間5月7日(現地6日)、メディア取材に対応したハーデンは自身の復帰時期について言及。そのコメントを、ネッツ公式サイトのトム・ダウド記者が伝えている。 「自信はある。プランはポストシーズン前に2試合程度プレイすることだ。とりあえず今は1日ずつ状況を見ていくよ」 今年1月にヒューストン・ロケッツからトレードでネッツに加入したハーデンは、移籍以降34試合に出場して平均25.4得点、8.7リバウンド、11.0アシスト、1.3スティールを記録。ハーデン出場時にネッツは27勝7敗と好成績を残している。 最後にプレイしたのが4月6日(同5日)のニューヨーク・ニックス戦(負傷して途中退場)と、しばらくコートに立てていないが、チームとは常にコミュニケーションを取り続けていたという。 「自分の言葉はチームにとって重要だと感じているんだ。もちろんコート上ではより効果を発揮できるけど、プレイできないときは言葉でインパクトを残すことができる。すべては仲間を助けるため、チームをより良くするため。これほど長い期間欠場したことが今までなかったから、難しかったけどね。可能な限りチームと関わり、ポジティブな雰囲気を作るようにしていたんだ」 ネッツはハーデンが不在となりながら、カイリー・アービング、ケビン・デュラントらの奮闘もあり、イースト2位と好位置につけている。ハーデンの復帰は、リーグ優勝を狙うチームの勢いを加速させるだろう。