ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、日本時間4月24日(現地23日)のデンバー・ナゲッツ戦でキャリアハイの19アシストを挙げ、118-97の勝利に貢献した。同僚のステフィン・カリーは、“名司令塔”を手放しで称賛している。 ウェスタン・カンファレンス4位につける強豪ナゲッツとの対戦で、ゲームを支配したのはグリーンだった。2得点(フィールドゴール1/3、3ポイント0/2)だった一方で、次々と周囲のスコアリングをお膳立てして、NBA9年目で自己ベストを更新する19アシストをマーク。10アシスト以上は今季19回目で、リバウンドもチーム最多の12本を稼いだ。 『ESPN』のニック・フリーデル記者によれば、“ポイントフォワード”を務めるグリーンらしい一戦を受け、カリーが相棒を絶賛している。 「彼は一緒にプレイした中で最もスマートなバスケットボール選手。独自の方法で勝利への道を見つけることができるんだ。シュートだと、(ゾーンに入ると)ゲームがスローテンポに感じられ、リングが大きく見える。パスでも同じなんだと思う。角度、スピード、タイミング、彼はなんでもアジャストできる。まさに達人さ」 グリーン本人も、“ゾーンの感覚”についてカリーの意見に同調した。 「間違いなく(パスでもシュートのように)ゾーンを見つけられ、どんなパスもできると感じるようになる。狭い隙間を通せるか、試すことがあるけど、楽しいよ」 ウォリアーズは現在9位(30勝30敗)とプレイイン・トーナメント進出圏の当落線上。エースのカリーとともに、グリーンの活躍がチームの命運を握るのは間違いない。