日本時間4月8日(現地7日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁が敵地アムウェイ・センターで行なわれたオーランド・マジック戦に先発出場した。30分プレイして、9点、7リバウンド、2アシスト、自己最多タイの3スティールを記録。プラスマイナスは12だった。なお、試合は131-116でウィザーズが勝利している。 過去2試合は右肩の張りで欠場しており、コートに立つのは3試合ぶりとなった八村は、フィールドゴールが3/9、3ポイントは0/3とシュートタッチに苦しんだ。しかし、同じくこの一戦で6試合ぶりに復帰したブラッドリー・ビールが26点をマーク。ラッセル・ウエストブルックも23点、14リバウンド、15アシストとトリプルダブルを記録するなど、ガードの2人がチームを牽引してチームの連敗を4で止めた。なお、ウェストブルックのトリプルダブルは今季20度目。通算4度目の1シーズン20回以上という偉業を達成している。 第3クォーターには最大21点のリードを奪ったウィザーズは、ダービス・ベルターンスが6本の3ポイントを含む22点、ロビン・ロペスが19点と控え2人の奮闘も光った。チーム全体でも3ポイントを52.8%(19/36)と高確率で沈めている。3ポイント成功数(19)は今シーズンのチームベストだった。 マジックは控えのテレンス・ロスがチームハイの24点、モー・バンバが自己最多の19点、8リバウンド、ウェンデル・カーターJr.が15点、マイケル・カーター・ウィリアムズが13点、5アシスト、4スティール、RJ・ハンプトンが14点、6リバウンドをマーク。第4クォーターには15-4のランで一時4点差まで詰め寄ったが、逆転には至らなかった。明るい材料としては、右肋骨の骨折で2月11日(同10日)の試合を最後に欠場していた新人のコール・アンソニーが、久々の出場を果たしている。 18勝32敗となったウィザーズは10日に敵地チェイス・センターでゴールデンステイト・ウォリアーズと、3連敗で17勝34敗となったマジックは同じ日にホームでインディアナ・ペイサーズと対戦する。