ボストン・セルティックスは、日本時間1月15日の時点でイースタン・カンファレンスの首位(7勝3敗)に立っている。 その好調の要因について『Celtics.com』のテイラー・スノー記者が『最初の10試合におけるボストンの期待できる10個のトレンド』と題した記事を公開。それぞれ得点ランクで上位にランクするジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンの活躍や、怪我で離脱中のケンバ ・ウォーカーがベンチで発揮するリーダーシップなどについて言及するなか、昨年のドラフト全体26位指名でチームに加入したルーキー、ペイトン・プリチャードの存在の大きさについても触れている。 スノー記者はプリチャードの活躍は「サプライズだ」と予想していなかったことを認めた上で、22歳のルーキーのプレイを以下のように称賛している。 「新人ポイントガードは開幕から控えの主軸を担い、ここまでまるでベテランのようにプレイしている。昨年のドラフト全体26位で指名されたプリチャードは、このドラフトクラスでも最もオールラウンドな選手の1人であることを証明している。安定感のあるプレイぶりからすでに信頼を勝ち取り、直近4試合では試合終盤でもコートに立ってチームの4連勝に貢献。日本時間1月7日(現地6日)のマイアミ・ヒート戦では決勝点も決めている」 派手さはないものの、10試合を終えて平均8.6得点、2.4リバウンド、3.1アシスト、1.3スティール、FG成功率51.6%、3ポイント成功率42.3%という好成績を記録しているプリチャード。望外の結果を出す本人はもちろんのこと、ドラフト全体26位という順位で即戦力を指名することに成功したダニー・エインジGM(ゼネラルマネージャー)の手腕も称えられるべきだろう。 プロトコルによって3連続で試合が延期中のセルティックスは、1月16日(同15日)にオーランド・マジックと対戦する予定となっている。