日本時間1月16日(現地15日)、NBAでは全8試合が行なわれる。以下、各試合の見どころを紹介する。なお、当日行なわれる予定だったワシントン・ウィザーズ対デトロイト・ピストンズ戦とゴールデンステイト・ウォリアーズ対フェニックス・サンズ戦は、リーグが定めた健康・安全プロトコルに伴って延期が決まっている。
3戦連続で延期となっていたセルティックスにとって1週間ぶりの試合。コロナの検査で陽性だったエースのジェイソン・テイタムは不在となるだけに、状態が「Questionable」にアップデートされ出場が見込まれるジェイレン・ブラウンの奮起に期待が懸かる。3連敗中のマジックは、同期間で平均121.7失点を記録した拙守を立て直したい。
序盤のサプライズチームとなった両軍だが、キャブズは3連敗、ニックスは4連敗と勢いは下降線をたどっている。新天地デビューの可能性があるキャブズのジャレット・アレンとトーリアン・プリンスは、悪い流れを止められるか。
開幕前からMVP候補として推されていたヤニス・アデトクンボとルカ・ドンチッチ(マブズ)が、今シーズン初顔合わせ。3連勝中のバックスに対し、マブズも4連勝とともに好調。マブズでは、14日の復帰戦で16得点をマークしたクリスタプス・ポルジンギスの活躍にも注目が集まる。
14日の対戦ではヨナス・バランチュナスが24得点、16リバウンドとインサイドで躍動し、グリズリーズが3連勝を飾った。ウェスト最下位のウルブズは、直近2試合で合計2得点、FG成功率7.1%と調子を落とす新人アンソニー・エドワーズのパフォーマンスが鍵になりそう。
ブルズのビリー・ドノバンHC(ヘッドコーチ)は、昨季までの過去5シーズン指揮した古巣との対戦となる。連敗を3でストップできるかは、レーティングがリーグワースト2位と低迷する守備の出来次第か。アル・ホーフォードがロードマネジメントから復帰するサンダーは、ホームで今季初勝利を飾りたい。
アウェイ遠征を4勝2敗で終えたジャズは、2週間ぶりのホームゲーム。直近3戦で平均29.0得点と上向き調子のドノバン・ミッチェルがキーマンとなる。 対するホークスは12日の76ers戦で連敗を4でストップ。3ポイント成功率35%以上を記録した試合で5勝1敗と好成績を残しており、長距離砲が勝敗を分けるポイントになりそうだ。
フランチャイズ初となるアウェイ無傷の7連勝を飾ったレイカーズだが、本拠地ステイプルズ・センターでは3勝3敗とイマイチ。レーティングNo.1のディフェンスで試合の流れを掴みたい。 4連敗のペリカンズは、プロトコルで14日のクリッパーズ戦を欠場したザイオン ・ウィリアムソンが復帰予定。その試合で37得点と爆発した21歳のニキール・アレクサンダー・ウォーカーにも期待が懸かる。
クリッパーズのポール・ジョージは、今季3ポイントが成功率51.6%と絶好調。チームとしても長距離砲を16本以上決めた試合で6戦無敗と結果を残しているだけに、積極的に狙い3連勝に導きたい。キングスは、得意にする速いペースで試合を展開して勝機を見出したいところ。