12月16日(日本時間17日)、メンフィス・グリズリーズはジャ・モラント、ジャレン・ジャクソンJr.、ブランドン・クラーク、グレイソン・アレンの2021-22シーズンにおけるチームオプションを行使したと発表した。 昨年のドラフト1巡目全体2位でグリズリーズに指名されたモラントは、開幕から司令塔兼エースとしてチームを牽引。67試合でいずれもチームトップとなる平均17.8得点、7.3アシストを記録し、昨季の新人王に輝いた。 ビッグマンらしからぬシュート力と機動力を武器にするジャクソンは、昨季平均17.4得点とモラントに次ぐ得点源として活躍。昨年12月のミルウォーキー・バックス戦では自己ベストの43得点を叩き出している。 モラントと同期入団のクラークは、ルーキーとして臨んだ昨季に平均12.1得点、5.9リバウンドとエネルギーあふれるプレイで存在感を発揮。ドラフト全体21位指名ながらシュート成功率で新人記録(61.8%)を樹立し、オールルーキー1stチームにも選出されている。 3年目のアレンは3ポイントを得意にするシューター。昨季は平均8.7得点、3ポイント成功率40.4%と軒並みキャリアハイを更新し、シーズン再開後のシーディングゲームでは8試合で平均13.6得点、3ポイント成功率48.0%と、新シーズンでの飛躍を予感させるプレイを披露していた。 今オフに目立った補強を見せなかったグリズリーズだが、新シーズンではステップアップが期待される若手を軸に4年ぶりのプレイオフ出場を目指す。