ヒューストン・ロケッツは11月24日(日本時間25日)、デトロイト・ピストンズからビッグマンのクリスチャン・ウッドをサイン&トレードで獲得したことを正式発表した。 ロケッツはウッドのほか、ピストンズの将来のドラフト1巡目指名権、ロサンゼルス・レイカーズの将来のドラフト2巡目指名権を獲得。一方のピストンズは、トレバー・アリーザ、今年のドラフト1巡目16位で指名したアイザイア・スチュワート、将来のドラフト2巡目指名権、現金を手にしている。 アリーザは今オフ、ロバート・コビントンとのトレードでポートランド・トレイルブレイザーズからロケッツに加入したばかり。ピストンズ経由でさらにオクラホマシティ・サンダーにトレードされる予定だ。 ロケッツ入りが決まった25歳のウッドは、2015-16シーズンにNBAデビューしたが、3年間はシーズン最多出場が18-19シーズンの21試合にとどまっていた。しかし、昨季はピストンズで62試合に出場して、平均13.1得点、6.3リバウンドと大きなステップアップを果たしていた。 ウッドは今オフにFA(フリーエージェント)となっており、今回はサイン&トレードでの加入。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、契約内容は3年総額4100万ドル(約42億8000万円)になるという。 スモールボールを推進し、昨季シーズン途中から先発センターを身長196cmのPJ・タッカーが務めていたロケッツにあって、208cmのウッドがどのような使われ方をされるのかも注目だ。