完全FA濃厚のラジョン・ロンドにホークス移籍の可能性 トレイ・ヤングとコンビ形成か

ロサンゼルス・レイカーズのラジョン・ロンドは、2020-21シーズンのプレイヤーオプションを破棄すると見られており、今オフの去就が注目されている選手の1人だ。そのなかで、新天地候補として若手主体のアトランタ・ホークスが挙がっているという。 2018年7月に完全FA(フリーエージェント)でレイカーズに加入したロンドは、2019-20シーズン開幕前にベテラン最低保証額で1年間+プレイヤーオプション付きの再契約を結んだ。 レギュラーシーズンは右手骨折による離脱こそあったが平均7.1得点、5.0アシストを挙げると、プレイオフ(21試合中16試合出場)では、1970-71シーズン以降のポストシーズンにおけるベンチプレイヤーの最多アシスト記録(105本)を樹立。ボストン・セルティックスとレイカーズの両チームで優勝を達成した史上2人目の選手となった。 来年2月に35歳を迎えるなか、NBAファイナル終了後から260万ドル(約2億7000万円)のプレイヤーオプションを破棄して完全FAになることが濃厚だと伝えられてきた。その去就が注目されるなかで、『FOXスポーツ』でホストなども務めるニック・ライト氏が自身のツイッターで最新状況をレポートしている。 「レイカーズはロンドがチームを去ると確信している、と聞いている。アトランタは最も可能性が高い新天地だ。ホークスはロンドがトレイ・ヤングの成長を手助けする貴重なベテランになることを望んでいる」 ライト氏によれば、昨季2年目で平均29.6得点、9.3アシストと目覚ましい活躍を見せ、オールスターにも初出場したヤングのメンター役として期待されているという。大ベテランのビンス・カーターが昨季限りで引退したホークスにとって、ロンドは申し分のないタレントと言えそうだ。

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