ニューオーリンズ・ペリカンズのドリュー・ホリデーは今オフ、複数のチームがトレードでの獲得に興味を持っていると噂に上がり続けている。そのなかで、デンバー・ナゲッツが有力候補に浮上したようだ。 ホリデーはNBA11年目の2019-20シーズン、61試合に出場して平均19.1得点、4.8リバウンド、6.7アシストと中心選手の1人として活躍した。一方で、ペリカンズはザイオン・ウィリアムソン、ブランドン・イングラムを軸とした若返りを推し進めており、30歳の年齢に加えて20-21シーズンが約2600万ドル(約27億3000万円)、21-22シーズンがプレイヤーオプションで約2700万ドル(約28億3500万円)と高額年俸であるホリデーは放出候補と見られている。 『Sports Illustrated』のクリス・マニックス記者は、ナゲッツが移籍先の有力候補だと伝えている。 「ドリュー・ホリデーは、リーグ全体で大きな興味を引き続き集めており、複数のチームがトップ10の指名権を交換条件に獲得を試みている。複数のチーム首脳たちは、若手を交換要員としたナゲッツが有力候補と言っている」 ホリデーは過去3シーズン連続で平均19得点以上をマークするだけでなく、17-18シーズンはオールディフェンス1stチーム、18-19シーズンには同2ndチームに選出されるなど高い守備力を持っている。 ジャマール・マレー、ニコラ・ヨキッチを軸に昨季はカンファレンス決勝へと進出したナゲッツにとって、来季のさらなるステップアップにリーグ屈指の2ウェイガードであるホリデーはこれ以上ない補強となる。果たしてトレードは実現するだろうか。