6度のNBAオールスターゲーム出場経験を持つアマレ・スタウダマイヤーが、フェニックス・サンズ時代のチームメイトであるスティーブ・ナッシュが新HC(ヘッドコーチ)に就任したブルックリン・ネッツに、アシスタントコーチとして入閣するようだ。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。 2002年のNBAドラフト1巡目全体9位指名でフェニックス・サンズに入団したスタウダマイヤーは、2004年から2010年までの6シーズンの間、ピック&ロールのパートナーとしてナッシュと共にプレイした。 11月に38歳となるスタウダマイヤーは、2015-16シーズンにマイアミ・ヒートでプレイしたのを最後にNBAの舞台を去ったが、その後もイスラエルや中国といった海外に活躍の場を広げ、直近の2シーズンは3on3リーグの『Big3』にも出場していた。また、自身が共同オーナーを務めるイスラエルのハポエル・エルサレムで選手としてプレイした際には、イスラエル・バスケットボール・リーグのカップ戦制覇(2016年)と、リーグ優勝(2017年)も達成している。 類まれな身体能力を武器にコート上を動き回ったスタウダマイヤーは、ナッシュのアシストパスからダンクを量産したサンズ時代にはカンファレンス・ファイナルに進出。ネッツでは、自身に似た特徴を持つ若手センターのジャレット・アレンの育成を任せられることが予想される。 NBAでのキャリア通算846試合で、スタウダマイヤーは1試合平均18.9得点、7.8リバウンド、1.2アシストという成績を残している。